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学部学科備考 |
言語や文学・文化を広く学びながら、グローバルなフィールドで活躍できる女性の育成を目指す文学部と、「児童文化」「発達心理」「教育・保育」の視点から、人の本質を体系的に学び、人への理解を深める人間総合学部の2学部6学科を設置。学生一人ひとりの個性を大切にする少人数教育に力を注ぎ、次世代を生きる自立的女性の育成を目指してきました。対話型・体験型の授業を取り入れた少人数クラスでは、教員が学生ごとの理解度を把握し、その能力を伸ばせるよう、細やかな指導が行われ専門性を段階的に深めます。 |
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▼ 個別学部学科備考
■国語国文学科
日本の文学・文化を幅広く研究します。1年次から少人数制の「基礎演習」が始まり、「古典」・「近代」・「変体仮名」・「漢文」の基礎を身に付けます。2年次の「総合研究」で日本文学・日本語研究の学問領域全体に触れ、自分の興味・関心を絞り込み、3・4年次に、「古典文学」や「近代文学」、日本語の成り立ちや変遷などを学ぶ「国語学・日本語教育」の3分野から選択し、研究を深めます。各時代の文学を専門とする教員がそろっているため、興味に合わせて好きな時代を選べるほか、演劇や落語から浮世絵、民俗学、日本史など多様な領域も研究可能。また日本語教育副専攻を設け、外国人に日本語を教える知識や技術を身に付けながら、国際交流の機会を図ります。
■フランス語フランス文学科
フランス語の授業は、20人以下の少人数クラスで、レベル別に語学力を磨きます。初心者・既習者それぞれ自分に合ったレベルから学べ、2年生の約 90%が CEFR-A2(仏検準2級相当)以上のレベルに達しています。1年次から始まる演習形式の授業では、調査、研究の方法や発表の仕方など、大学での学びの基本(アカデミック・スキル)を身に付けます。また語学だけでなく、歴史や芸術から映画やファッション、食文化、ポップカルチャー、社会問題まで、多彩なフランス文化についても学べます。
■英語英文学科
プレゼンテーションの授業を通して、高度な英語の運用能力に加え発信力を身に付けます。3年次からは学生の関心に合わせ、英語圏の文学・文化をイギリス中心に研究するコース、アメリカ中心に研究するコース、英語という言語と異文化コミュニケーションを研究するコース、歴史や文化、文学の国際的な比較研究を行うコースに分かれて専門的に学び、異文化を深く理解することで国際感覚を養います。さらに、海外企業や英語を使う職種を目指す学生向けに、国内外の就業体験などを通して実践力を身に付けるプログラムが選択可能です。
■児童文化学科
人間の原点である〈子ども〉の文化を通して、多様な文化の在り方を考えます。絵本やおもちゃ、アニメなど、子どもの頃だけでなく、今も変わらず自分を夢中にさせる文学・文化を、「好き」をきっかけに探り、子どもと大人が共有できる多様性について考察するとともに、子どもがどのような手触りで自分を取り巻く世界を感じ取っていくのかを探ることで、子どもの目線を生かした文化を創り出す力を養います。
■発達心理学科
心理学の基礎的な領域をはじめ、心の成長過程を学ぶ発達心理学、心の諸問題に応える臨床心理学、発達支援を中心に、心の成長と発達を科学的な観点から研究します。心理学の理論に加え、観察・実験・調査や分析などの方法を少人数の演習を通して着実に習得することで、人の生涯にわたる心の発達を理解し、心の問題を適切に支援する人材を育成します。さらに、本学大学院への内部進学制度を活用し、学科と大学院で指定科目を全て履修することで、国家資格「公認心理師」の受験資格を取得できます。
■初等教育学科
子どもの目線に寄り添い、心身ともに健やかな成長を促すことのできる教育者・保育者を育成します。幼稚園教諭・保育士両方の資格取得を目指す「幼児教育コース」と、小学校教諭の資格取得を目指す「児童教育コース」があり、入学時から希望のコースに分かれて学びます。両コースとも現場体験を重視し、1年次から教育・保育現場での学びの機会を設け、理論と実践を繰り返しながら学びます。早期から現場での経験を重ねることで、子どもの心身の発達や教育・保育の在り方について理解を深めることができます。
関連情報:学部学科
- 直近オープンキャンパス開催:03月20日(土)
- 大学院情報(研究科専攻)