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言語学

言語学で学ぶこと

言語学とは、文字通り「言語」について研究する学問です。世界には何千という言語があると言われており、言語の中には現在は消えてしまった言語もありますし、1つの言語とすべきなのかそれともある言語の方言とすべきなのか決められないものもあります。文字を持たない話し言葉だけの言語もありますし、逆に書くときにだけ用いられる言語もあります。
言語学では、こうした言語について、言語の構成(文法など)、音声や音韻、言語の変遷、異なる言語の比較、言葉から人間が思い浮かべるイメージや行動の関係やある言葉がどんな場面で使われるか(意味)など、さまざまな側面から学び、研究に取り組みます。
「言語学」などと言うといかめしいイメージがありますが、たとえば日本語の「ら抜き言葉」や半疑問形の流行、発音の平板化のような最近の言語の研究や、大人の言葉と若者言葉の違いといったような身近なテーマについて研究することもあります。
また、「言語とは何か?」という本質的な問題に取り組む研究者もいます。動物の鳴き声は言語でしょうか?身振り手振りで何かを伝えることを「ボディ・ランゲージ」と言いますが、それは言語でしょうか?言語とは人間にとって何でしょうか?どれも興味深い問題です。
人間が言葉を覚える仕組みや言語障害の研究では、心理学や脳神経科学・医学といった他の領域の研究者と、共同で研究することもあります。
さらに、言語は人と人が情報を伝えあうだけでなく、コンピュータのプログラミング言語のように、人とコンピュータをつなぐ言語もあります。ちなみにコンピュータ言語は、言語学の研究成果をもとに、人工的に作られた言語です。
言語はわたしたちにとって毎日読み、書き、話す空気のような存在である一方、非常に奥深く、謎のつきない領域でもあるのです。

学部・学科選びのヒント

人文学部、文学部、文化関係の学部、教養関係の学部の中の「言語文化学科」や「国際言語文化学科」などで学ぶことができます。ほかに、コミュニケーション関係の学部、学科、コースで学べる大学もありますので、調べてみましょう。

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