▼ 学校概要

学校概要 防衛大学校の歩みと使命

防衛大学校は、将来の陸上・海上・航空自衛隊のリーダー(幹部自衛官)を育成する防衛省の教育機関です。 ここは「大学」であると同時に、世界標準の「士官学校」です。

1. 一般大学との「共通点」

「自衛隊の学校だから特殊」と思われがちですが、アカデミックな側面は一般の大学と深く共通しています。

高度な専門教育:
教養、外国語、体育、そして専門科目の履修を通じて、幅広い教養と深い専門性を身に付けます。

学士号の取得:
卒業時には、一般大学と同様に「学士」の学位を取得できます(学位授与機構の審査による)。

大学院の設置:
修士課程・博士課程に相当する「研究科」を擁する総合大学としての側面を持っています。

2. 一般大学との「違い」と独自の魅力

防衛大学校ならではの、他校にはない特徴が数多くあります。

学生の身分:
特別職の国家公務員であり、**「学費無料」なだけでなく、「学生手当(給料)やボーナス」**が支給されます。

衣食住のサポート:
被服や食事、寝具などはすべて国から支給・貸与されます。

独自の「防衛学」:
戦史、戦略、統率など、リーダーに必要な基礎を学びます。

心身を鍛える訓練:
4年間を通じて、遠泳、スキー、カッター訓練などの自衛官としての基礎訓練を行います。

教育環境:徹底した「少人数教育」と「全寮制」
本校の教育スタイルは、イギリスのオックスフォード大学やケンブリッジ大学のカレッジ制に近い、濃密な人間教育です。

全寮制(学生舎):
富士山と東京湾を望む豊かな自然の中で、集団生活を通じて規律と指導力を養います。

密接な指導:
学生40〜50人に1人の指導教官がつき、学問だけでなく人間力を培う環境を整えています。

一生の友:
厳しい訓練や寮生活を共にする中で、一般大学では得がたい「生涯の親友」を得ることができます。

3. 歴史とアイデンティティ
昭和27年(1952年)の創設以来、吉田茂元首相や初代学校長・槇智雄氏の思想が受け継がれています。

リーダーとしての教養:
創設期より「武人である前に紳士(ジェントルマン)たれ」というリベラルアーツ(教養)教育を重視しています。

グローバルな視野:
全学生の約10人に1人は在学中に海外留学を経験するなど、国際感覚を磨く機会が豊富です。

国民への奉仕:
災害派遣や国際平和協力(PKO)など、自衛隊への期待が高まる中、国民の命と財産を守るという使命感を持った若者を求めています。



本記述は、防衛大学校 学校長 久保文明氏のメッセージを基に構成しています
(▸メッセージを読む


防衛大学校の沿革
昭和27年8月1日:保安庁の附属機関として保安大学校設置
昭和28年4月1日:横須賀市久里浜の仮校舎で開校
昭和29年7月1日:校名を防衛大学校と改名
平成19年1月9日:防衛庁が防衛省に移行
詳細は該当ホームページをご参照ください

▼ 生涯学習、大学施設紹介など

横須賀市市民大学講座について
横須賀市生涯学習センター「まなびかん」で開講の“横須賀市市民大学”での講座予定・業績をご紹介いたします。
現代の安全保障講座について
防衛大学校教授による現代の安全保障講座です。
産学交流セミナーについて
「産・官・学 三者交流事業」の一環として、横須賀市産業振興財団が開催しているセミナーです。防衛大学校では、平成8年度から本セミナーに参加しています。