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情報(コンピュータ系)系
情報(コンピュータ系)で学ぶこと
学部・学科選びのヒント
情報学部や情報工学部、データサイエンス学部、情報科学科など、理工系の学部・学科で学ぶことができます。大学によって力を入れている領域が異なりますので、学びたい分野が決まっている場合は、カリキュラムやシラバス、所属する研究者のホームページを見て検討するとよいでしょう。
情報学部や情報工学部、データサイエンス学部、情報科学科など、理工系の学部・学科で学ぶことができます。大学によって力を入れている領域が異なりますので、学びたい分野が決まっている場合は、カリキュラムやシラバス、所属する研究者のホームページを見て検討するとよいでしょう。
情報とは、物事や出来事などに関する知らせや資料・知識などのことです。私たちは情報を伝えるために言葉はもちろん、身振り手振り、記号などさまざまな手段を使っています。また、私たちは人間同士だけでなく自然界からもさまざまな情報を読み取り、得た情報に基づいて判断したり行動したりしています。
一方、コンピュータとは計算機のことで、かつては文字通り数字の計算をするための機械でした。やがて、あらゆる情報を「0」と「1」のデジタル信号に置き換えて処理する方法が開発され、さらに高速処理を可能にする半導体やハードウェアの研究が進んだことで、現代のコンピュータは数字だけでなく、言葉、画像、音声、動画など、多様で膨大な情報を一瞬で処理できるようになりました。このため、現代において「情報(コンピュータ系)」といえば、コンピュータの仕組みや、それを使った高度な情報処理・システム開発全般を追究する学問を指すようになっています。
一口にコンピュータに関する学問といっても、そのアプローチは多岐にわたります。コンピュータの計算能力を極限まで高めるハードウェアの研究、効率的な計算手順(アルゴリズム)の設計、新しいプログラミング言語やソフトウェア・アプリケーションの開発、さらには膨大なデータを安全に扱うためのデータベースやクラウド技術の研究などがあります。近年では、コンピュータグラフィックス(CG)やバーチャルリアリティ(VR・メタバース)、拡張現実(AR)といった画像・音声の処理技術が目覚ましく進歩し、エンターテインメントから医療、教育まで幅広く社会に実装されています。
また、情報は処理するだけでなく、安全かつ高速に伝えることが極めて重要です。そのためのネットワーク技術を発達させてきたのが通信工学などの領域です。スマートフォンの普及やモバイル通信規格(5Gから6Gへ)の進化、IoT(モノのインターネット)の広がりを見てもわかるように、あらゆるモノがインターネットにつながる現代社会において、高度なネットワークインフラの構築とセキュリティの担保は、情報学の不可欠な一翼を担っています。
そして現在、人工知能(AI)の進化は圧倒的なスピードで進んでいます。従来の機械学習やディープラーニングに加え、文章や画像、プログラムなどを自動生成する「生成AI」の登場は、社会やビジネスのあり方を根本から変えつつあります。こうしたAIを動かすシステムそのものの開発や、AIが生み出すビッグデータを分析・活用する「データサイエンス」の領域は、現代の情報(コンピュータ系)において最もホットな研究テーマです。これに伴い、大学でもAIやデータサイエンスに特化した新しい学部・学科が次々と誕生しており、未来のデジタル社会を牽引するエキスパートの育成が進んでいます。