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機械工学

機械工学で学ぶこと

工場で製品を作るための産業機械、自動車や電車、飛行機などの移動機械、時計やオーディオ、洗濯機や掃除機などの家電製品……。私たちの身の回りは機械であふれています。機械とは、電力、蒸気などの熱エネルギーや、ぜんまいなどその他の動力によって動き、その結果何らかの仕事をする装置のことです。
機械工学では、機械の設計、強度、制御、材料、疲労(使っているうちに強度が弱くなること)などについて学び研究します。このほか、機械を動かすための熱エネルギーについて研究する領域(熱力学)や、飛行機や新幹線をはじめとする機械をとりまく空気や水などの流体について研究する領域(流体力学)、摩擦(トライボロジー)について研究する領域などがあります。また、近年は機械の制御をコンピュータで行うことが多いため、機械工学は情報工学のソフトウエア部門とも深く関連しています。産業用ロボットや、ホンダのアシモのように人間のように動くロボット(ヒューマノイド型ロボット)の開発、やはり情報工学のソフトウエアとの共通領域である知能機械(人間のような知能をもつ機械)も機械工学の研究領域です。
最近の機械工学では、生物の動きをモデルにした機械を開発しようという動き、ヒトの血管の中でも動けるような小さな機械の開発(ナノテクノロジー)などが注目を集めています。
機械の発明以前、人は手や足で動かす道具を使ってモノを作ったり、自分自身の足や馬などによってモノを運んだり移動していました。ところが18世紀はじめ、イギリスで蒸気機関が発明され、蒸気で動く紡績機械が作られて以来、すなわち産業革命以来、さまざまな機械が次々と発明され、世界は飛躍的な進歩を遂げました。機械工学とは、私達の生活を便利で豊かにしてきた機械について学び研究する学問であり、これからの産業社会の発展を支える学問なのです。

学部・学科選びのヒント

機械工学を学べる代表的な学科といえば、まずは機械工学科です。さらに近年は、機械の開発には情報工学や電子工学、、時には生物学などさまざまな学問分野の知識が必要となったため、「機械システム工学科」「機械情報工学科」「機械知能工学科」など大学によって力をいれている領域と組み合わせた名称の学科が多く設置されるようになりました。

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