菓子やパンの製造において、原材料のすべてが自給できる北海道はスイーツ王国と呼ばれ、洋菓子専門店、ホテル、製菓、製パン企業が常に新しい商品を開発し、産業を盛り立てています。
本校は、スイーツとパンの専門学校として業界とのパイプを軸に、多くの優秀な人材を社会に輩出しています。
2年制課程の「製菓総合科」では在学中に国家資格取得を目指します。1年制課程の「スイーツ専科」は、通信課程C-netを併願することにより、製菓衛生師資格の取得を目指せます。
製菓の技術だけでなく衛生管理や食品添加物などの知識も含めて、おいしく安全なお菓子を製造する資質や技能をはかる国家資格。食の安全が問われる今、お店の信頼を高める上でも大きな意義を持つ資格です。
本校は、厚生労働大臣から指定を受けた製菓衛生師養成施設です。
2年制卒業生に付与される称号です。高等教育機関の教育課程を修了した者として社会的に認められ、企業における処遇や外国人留学生の帰国後の処遇の向上、大学などとの連携の促進に役立ちます。
本校はラッピング協会認定校です。商品の魅力やオリジナリティをアピールする上で、ラッピングは重要な販売戦略のひとつといえます。この資格はラッピングの知識やテクニックを認定するもので、講習を受講後資格試験を受けます。コーディネーター資格取得後は、ラッピング応用クラスの受講も可能。更に「指導者養成」クラスを修了するとラッピングの講師になることも可能です。
この検定で「北海道マイスター」の資格を取得した人には、店舗を開業する時に「北海道」が、資金や経営に関する各種の支援制度でバックアップしてくれます。
宮島学園北海道製菓専門学校は、就職に強いことが自慢です。札幌市内はもちろん、道内、首都圏の業界と太いパイプで結ばれていますので、卒業生の多くがそれぞれの希望をかなえ、洋菓子専門店や和菓子専門店、製パン専門店、ホテルなど、道内道外の製菓業界をリードする有名店に就職しています。
道内の専門学校や大学・短大が軒並み苦戦する厳しい就職戦線の中にあって、本校では過去5年間就職率98%以上の実績を築いています。業界のあらゆる職種をカバーしているので、就職先も幅広く、充実しています。宮島学園北海道製菓専門学校で学べば、将来の職種選択への可能性が大きく広がります。
本校は1年制、2年制ともに完全な担任制です。希望調査アンケートをもとに1対1で面談を行い、学生の将来をサポートします。インターンシップを主軸として就職面談を重ね、ミスマッチのない内定を目指します。
学内の勉強だけではなく、現場での経験も大切にしています。「インターンシップ」の授業が多いので、菓子店やベーカリー、カフェなど、複数の業種を体験した上で、自分に合った企業へ就職活動を行い、内定獲得を目指します。
創立依頼、製菓・製パン業界の第一線で活躍している業界人を講師として招いているので、その幅広いネットワークを借りて、就職活動をサポートしていただいています。また、講師陣には本校卒業生が多く、在校生には心強いサポートなのも魅力です。
就職活動をするにあたり、本校では以下のような「特別セミナー」を行っています。
・求人票の正しい見方
・福利厚生(保険や年金)の知識
・履歴書の記入方法
・個別(または集団による)面接練習
卒業1ヶ月前になると、習得した知識や技術の総復習「ジョブトレ」を行います。基礎技術はもちろんのこと、製造法の手順や、器具の名前、さらには材料の保管方法など衛生面も復習の範囲に入ります。
新卒求人だけではなく、既卒者の求人も多いのが本校の大きな特徴です。キャリアアップを目標に転職する方や、自分の生活サイクルに合った転職を希望する方など、多くの卒業生から問い合わせをいただいています。
世界がうらやむ食の大地「北海道」。その中心、道都札幌は「スイーツ王国さっぽろ」というキャッチフレーズを掲げ、製菓&製パン業界をあげて世界に情報を発信するとともに食文化・食産業の振興に取り組んでいます。北海道製菓専門学校においても、開校以来数多くの人材を輩出し業界の発展に貢献してきました。札幌圏を拠点に活躍し、スイーツ王国さっぽろを牽引している本校卒業生を紹介します。
北海道製菓専門学校を卒業し、6年間、札幌の名店「プティショコラ」でショコラティエの修行を積みました。その後、フランスのパリへ渡り、本場のショコラトリーで技を磨きました。帰国後は、フレンチの巨匠ジョエル・ロブションの店「ラブティックドゥジョエル・ロブション」にスーシェフとして勤務。現在は、北海道に戻り、これまでの経験を生かしたスイーツ作りをしています。地元の食材、季節の旬・・・フランス菓子の歴史の中で培われてきた精神を、もっともっと大切に仕事に励んでいきたいと思っています。
ミセスニューヨーク/札幌
オーナー
太田 憲明さん
札幌月寒に本店を構え、市内に販売店舗をもつお店です。
北海道物産展などの催事では道産の素材を活かした商品で人気を集めています。
太田さんは本校の講師も務めています。
ラ・フォンティヌ・ドゥ・ルルド/札幌
オーナー
高峰 鈴代さん
OL勤めをしていた会社を退職しこれまで経験のないパンの世界へ。
本校で1年間学んだ後、有名ホテルのベーカリーで修業、わずか2年の修業で自店をオープン。食べログ1位を獲得する名店に。
エリソン/札幌
製造・販売
穴田 稚葉さん
札幌市南区にある洋菓子店です。
まわりを果樹園に囲まれ、新鮮なフルーツをケーキやコンフィチュールにして、季節感あふれる商品を提供しています。
穴田さんの手書きの商品チラシが評判です。