本科(あん摩マッサージ指圧、はり、きゅう)

授業時間

基本的には月曜~土曜の2時限授業

1時限:9:30~11:00 2時限:11:10~12:40
3時限:13:30~15:00 4時限:15:10~16:40

 

カリキュラム

~より質の高いはり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師の養成を目指して~

 基礎分野 ※履修免除の対象になります。
人文科学
社会科学
行動科学(コミュニケーション学を含む)
健康科学
人間科学
自然科学
保健科学
運動科学
 科学的・論理的思考力を育て、人間性を磨き、自由で主体的な判断と行動を培う。
生命倫理、人の尊厳を幅広く理解する。
国際化および情報社会に対応できる能力を養う。
患者への適切な対応に必要なコミュニケーション能力を養う。

*令和2年度以降に入学する方を対象に、基礎分野カリキュラムが変更されました。 

 専門基礎分野 
・解剖学 人体の構造を理解し、生体の正常な形態と構造を学習する。
・生理学 生体における細胞から個体に至る様々な機能およびその調節機構に関する知識を深め、人体機能を総合的に理解する。
・運動学 人体がいかに機能し、動くかに焦点を当て、人間の運動の分析、保存および強化に向けて科学的に理解する。
・病理学概論 病気の原因、病態の成り立ち、経過、転機について学習し、病気に関する知識を体系化して理解することを目標とする。
・臨床医学総論 チーム医療を安全に、かつ効果的に実践するために適切な診察法を理解し、主たる症候に精通する。
・臨床医学各論 臨床医学の基本を理解するため、各疾患の基礎を学ぶ。
・リハビリテーション医学 リハビリテーションおよびリハビリテーション医学の理念と方法について理解する。
・衛生学、公衆衛生学 あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師に必要な衛生学、公衆衛生学の知識を身につけ保健医療への寄与貢献を深める。
・医療概論(社会保障制度、職業倫理を含む) 医学・医療の歴史、保健医療福祉制度および医療従事者の倫理について学ぶ。
・関係法規 あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師として必要な法的知識、その教育を通じて、倫理観、順法精神の滋養を深める。

 専門分野 
・あん摩マッサージ指圧理論 
あん摩マッサージ指圧施術の意義、作用および治効理論、適応症、禁忌疾患などについて理解し、施術を安全に行うための知識を習得する。
・はり・きゅう理論 
医療の中で求められる鍼灸治療に対する基礎知識や生体反応について理解し、根拠に基づいた医療(EBM)の考え方を学ぶ。
・東洋医学概論
 東洋医学における基礎理論、蔵象論、病因論、診断論、治療論の学習をとおしてあん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師として必要な東洋医学的知識や考えを深める。
・経絡経穴概論 施術に必要な表在の筋、腱などと経絡、経穴を対応させこれを施術に応用し実践する能力と態度を育成する。経絡や経穴の意味を理解し、東洋医学的な配穴方法を学習する。
・東洋医学臨床論(あはき適応を含む) 東洋医学の基礎知識を統合し、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師の臨床に必要な主要症候の診察、鑑別、治療方針を修得する。
・病態生理学 人体の正常機能を学ぶ『生理学』に対して、その破綻により障害や疾病が引き起こされる機序や経過を理解する。
・生体観察 人体を体表から解剖学的に観察することで,生体の体表や内部の形と構造,および器官の機能を理解する。
・臨床演習 あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師の臨床でよくみられる運動器疾患について、病態把握、鑑別、治療方法を学び、豊かな臨床能力を身に付ける。
・社会あはき学 現代社会の現状と課題を踏まえ、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師のはたすべき役割について学び、社会的ニーズの多様化に対応できる能力を養う。
・あん摩マッサージ指圧実技 あん摩マッサージ指圧の施術を適切にできる能力を修得する。
・はり・きゅう実技 社会的ニーズの多様化に対応した観察力、分析力を養い、適切な施術ができる能力を修得する。
・臨床実習 併設の附属治療所にて、患者に行う施術に立会い、東西医学の統合医療を実践的に学ぶ。また、大学病院等医療施設の見学を通して、医療者としての理解を深める。
・東西医学入門(あはき史を含む) 本校独自の科目であり、東洋医学と西洋医学の統合教育の入門として、1年時に学ぶ教科の全体イメージを学習する。
・生理学特講 ・解剖学特講 ・東西医学総合特講
1年次の生理学、解剖学、東西医学入門から発展させ、3年間で学んだ東西医学の知識を整理、応用し、施術者としての問題発見、解決能力の知識を高める。
注)あはき師:あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師

学年別カリキュラム