学校紹介

ごあいさつ

社会と時代のニーズに応える教育を

本学園は、「愛のある教育」という教育の原点を求め、人間精神の根源に立ち返ることを教育理念として、「誠実・明朗」の教育目標を掲げています。そして「真心のある明るく元気な子」に育ってほしいというすべての親の願い、その「親の願いを叶える教育」が凝集するところに本学園の建学の精神があります。この建学の精神のもと、「持っている能力の最大開発」と「宗教的情操に基づく感性の涵養」の二点をとくに徹底すべき具体的目標と定めています。
時代の担い手である若人こそ「高い理想」を持たねばなりません。その実現に向かって思索し、英知を発揮できる能力を培うために、何事にも努力する生徒を育てることを第一としています。努力することにより、自己の持つ能力を最大限に発揮し、さらなる活躍のステージ、大学・社会へと進むことが可能となります。
あわせて、宗教的情操教育を、真の社会リーダーとしてのエリート育成の根幹ととらえ実践しています。混迷する現代社会を力強く生き抜くとともに、自己を取り巻く環境や周囲の人々に感謝できる素直な心をもつこと、すなわち「相互礼拝・相互扶助」の精神は、知性豊かで明るく誠実な人間の育成に不可欠なものと考えます。
本学園は、学園の教育理念に賛同する保護者、青春を勉学にかける生徒、そして献身を惜しまない教師が一体となり、真のロマンを求めて活力ある教育を創造しようとする意欲に満ちています。これからも、地域社会の熱い期待に応えつつ、日々新たな精進を重ね、更なる質の充実を目指します。

学校法人 智辯学園
理事長 藤田清司

本校の教育

教育の原点、教育目標

本学園は、心身ともに健康で、使命感を持つ、 誠実な人間の育成を目標とする。
これは建学の精神であって、特に次の諸点に留意したい。

1.明朗で知性のある行動のできる人間の育成。礼儀正しく、勇気を持って、善を行い得る人間。
2.不屈の精神をもって、使命のために努力し、充実した生活のできる人間の育成。積極的に学習に励み、仕事に打ち込む人間。
3.自己を確立しつつ、社会性豊かな人間の育成。自由を愛しつつ、常に責任を重んじ、合理性を追求し、人間性を失わず、友情に厚い人間。
4.この世に生を受けた幸福を知る人間の育成。情感を培い、両親の愛情や隣人の善意に感謝し、奉仕の喜びを知る人間。

 

知力の徹底的訓練を期す


思考力の面から生徒の現状を見る時、非常に豊富な知識量に反して、短絡的な思考が目につきます。そこで本学園では、1校時を60分とし、週単位時間数、年間授業日数を可能な限り確保して授業を進めます。そのことは時間を十分にかけて、総合的な思考力と周到な応用力を養う事によって、学力の徹底的な充実を図る事を目的としています。
さらに、春・夏・冬期の各期末を活用して特別授業を編成し、教科によっては2年次、遅くとも3年次の前半でほとんどの授業内容をこなし、以後は大学入試に向けてより精選した授業・演習を行います。 また、徹底した個人指導、問題演習を行うことにより、生徒個々人の潜在能力を最大限に引き出し、いかなる大学の入学試験にも合格可能な実力を養成します。

「情感」をはぐくむ教育


教育の目的が人格の完成を目指す事にある以上、「心」の教育は極めて大切です。本学園では宗教的情操による「感情をはぐくむ教育」の実践を通して心豊かな人間の育成を図っています。したがって「宗教」を必修とし、これを履修しなければ卒業できません。以上の観点から、特に次のような事に心がけています。

・「宗教」の時間では、宗教的情操を養い、「人と心」の問題を研鑽する。
・毎月1回「感謝祭」を行い、四恩(父母の恩、衆生の恩、三宝の恩、天地の恩)に感謝を捧げ、今後の努力と精進を誓う。
・毎朝始業時のひととき「御真言・御宝号」を唱え、決意新たに1日の全我活動を開始する。
・あらゆる機会、あらゆる生活の場で、<感情をはぐくむ教育>を行い、感謝と奉仕のできる人間に成長するように努める。

国際人を育てる教育

国際人としての成長を目指して、諸外国の学校・生徒との交流を重ね、その体験を通して国際理解を深め、幅の広い国際的視野と豊かな国際的資質を養い、国際社会に貢献できる人材の育成に努めています。本校ではアメリカ合衆国、及び大韓民国に姉妹校を持ち、オーストラリアにも提携校をもって、短期・長期の相互交換留学を行っています。

颯爽とした人間を育てる、よい環境での教育


本校では端正な服装と礼儀正しさ、のびやかな生活態度を強調します。そして颯爽と、しかも豊かな心を持った人間の育成を目指しています。学園の校地は、明るくて小高い宇智の丘に約2万坪の広がりをもっています。北に金剛葛城の秀峰を仰ぎ、西の方はるかに流れゆく吉野の清流を望む景勝の地です。空気はあくまでも清く、陽光はあくまでも明るい恵まれた自然環境です。そこに建つ白亜の殿堂が我が学び舎です。

三位一体の教育

学園生活は理解と期待、努力と創造によって達成されます。
つまり同じ目的のもとに集まった努力を惜しまない生徒、学園教育の理念に賛同し協力と深い理解を持つ保護者、自己の犠牲を惜しまない情熱をたぎらす教師、この三者が一体となったところに、学園を取り巻く全ての方々の希望と期待が充足されるものと確信しています。

コース紹介

本学園では6年制コース、国公立大学進学コース、未来探究コース、普通コースの3コースを設けています。

年間行事

さまざまな学校行事で人間性を磨く。

6年間あるいは3年間を過ごす学園生活は、さまざまな行事に彩られています。体育大会、文化祭、野外研修、国際交流などを通じて、豊かなコミュニケーション能力や多くの友情を築き、健全な人間性をはぐくみます。何事にも思い切りチャレンジしてください。

4月 入学式
オリエンテーション
オリエンテーション合宿1(中学1年)
体力測定
錬成会(高校1年)
5月 母校訪問
健康診断
育友会総会
中間考査
球技大会(中学)
6月 球技大会(高校)
歯科検診
創立記念日(12日)
音楽鑑賞会
7月 期末考査
三者懇談
林間学校(中学1・2年)
研修旅行(中学3年)
野球応援
8月 前期授業
終業式
後期授業(中学生補習)
短期留学(オーストラリア)
東大見学(中学3年)
国公立大学キャンパス見学会(高校1年)
9月 始業式
校内文化発表会
10月 校内陸上競技大会
中間考査
清掃ボランティア
修学旅行(高2・北海道)
中学校校外学習
11月 文化講演会
期末考査
12月 三者懇談
終業式
1月 始業式
中学入学試験
2月 高校入学試験
卒業証書授与式
3月 学年末考査
短期留学(アメリカ)
ウォーキング
三者懇談
高野山合宿(中学1年)
終業式

施設紹介

本学園は正しい礼儀、端正な服装を奨励し、何事にも自信を持って颯爽と振る舞える若者の育成をめざしています。

新校舎

図書館中央ホール

図書館

講堂

健志館(野球部寮)

寮の詳しい資料はこちらです。
野球部の施設紹介はこちらです。

沿革・校歌

沿革

昭和39年6月 学園設立地鎮祭 学園長大森智辯尊女執行
    12月 高等学校設立認可、大森智祥理事長就任 藤田照清専務理事就任
昭和40年4月 高等学校開校
昭和42年1月 中学校設置認可
    2月 学園長大森智辯尊女御遷神
    4月 中学校開校 中・高六年一貫教育制度として発足
昭和43年3月 高等学校第一回卒業証書授与式挙行
昭和45年4月 大森智祥校長就任 藤田照清校長代行就任
    8月 第二グランド設置
昭和46年6月 第三グランド設置
昭和48年2月 中学部第一回卒業証書授与式挙行
昭和51年4月 智祥講堂竣工
昭和52年4月 藤田照清校長就任
昭和53年4月 智辯学園和歌山中学校・高等学校開校
昭和58年2月 武道場完成
    4月 英数科設置
昭和60年5月 図書館棟竣工
昭和62年12月 理事長大森智祥遷化
昭和63年1月 藤田照清理事長就任、校長兼務
    12月 学寮全室冷暖房設備設置
平成3年4月 特進コース設置
    7月 全教室冷暖房設備設置
平成5年7月 屋内野球練習場竣工
平成7年5月 記念ホール竣工
平成9年10月 メディアセンター開設
平成12年4月 英数一類・英数二類設置
平成14年4月 智辯学園和歌山小学校開校
平成15年4月 藤田照清理事長、総長就任
平成16年4月 智辯学園奈良カレッジ小学部・中学部開校
平成20年4月 編入コース設置
平成21年12月 理事長藤田照清遷化
平成22年1月 藤田清司理事長就任
平成27年12月 全国高校駅伝男女同時出場
平成28年3月 学園創立50周年 新校舎竣工、第88回選抜高等学校野球大会優勝
    4月 英数コース・普通コース設置

校歌

 

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