本校の校訓は、初代校長の大森僖志雄氏が創制しました。大森氏は、創立時を回顧する中で、校訓に込めた思いを次のように語っています。
「教育の目的は、生徒各自の個性の確立と人格の完成にあります。高校3年間で全体の中の自己をよく見つめ、自分自身の個性を発見し、その個性を生涯通じて磨き伸張させ、それによって何らかの形で社会に貢献できるよう、今から努力してほしいというものです。
このような個性の発見には、学校での学業ならびに教育活動の全てを徹底して実践してみることが必要です。それによって初めて、個性の確立も人格の完成も可能となると思います。在学3年間、勉学に運動に、文化活動に自分は精一杯頑張った、という充実感が味わえるよう、生徒ひとりひとりが、己の道に徹することを願い、本校創設の理念といたしました。」
創制 大森僖志雄氏(初代校長)、書 石上守男氏(三代校長)