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更新日:2024年2月7日

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校章・校歌

また、3つのペンは、知、徳、体を象徴し、心身共にたくましく、ゆたかに調和のとれた、実践力のある人間の育成がうちだされています。

 

 

 

校歌

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校歌について

校歌成立以前、何度か校歌を作ろうという気運が高まり、生徒による歌詞の募集が行われましたが、適当な歌詞の募集がありませんでした。そこで詩人である土岐善麿氏に作詞を依頼しました。土岐善麿氏は、われわれ相模原ッ子の意気を感じようと本校に来校されました。10月20日に作詞が完成し、速達で学校に届けられました。作曲は岡本敦郎氏です。

土岐善麿先生インタビュー

昭和41年10月14日、本校の校歌を作詞して下さるという土岐善麿先生が来校。私たち新聞委員は早速昼休みを利用してインタビューに出かけた。(中略)先生は「社会的な要求を蹴とばすような高校生であってほしい」といわれた。また「偉大なる凡人になれ」とも強調しておられた。(中略)最後に「相模原にはフロンティア精神が満ちあふれている。それがこの学校にも感じられる。その精神を正しい方に伸ばしてほしい。」と本校に来られての感想を述べていただいた。私たちは先生にかわって「思考者として行動し、行為者として思考せよ。」の言葉を全校生徒に伝えたい。

昭和41年(1966)10月28日(金〉相高新聞第11号より抜粋

土岐善麿先生の略歴
1985-1980.明治18年東京に生まれ早稲田大学を卒業後、石川啄木と共に生活派短歌の先駆を成しました。作品には雑誌「生活と美術」歌集「たたずみて」「たそがれ」「街上不安」などがあります。特筆すべき業績としては、ローマ字の普及に努められたことがあげられます。校歌の作詞は、大学その他14曲、高校・高等専門学校85曲、旧制中学2曲、中学校89曲、小学校90曲の計280曲といわれていますが定かではありません。ちなみに、神奈川県内の高校は本校のみで、岡本敦郎氏との共作は本校及び伊勢原市立大山小学校の2校と思われます。