校歌
群馬県立前橋高等学校 校歌
平井晩村  作詞
中田 章  作曲

一、
 赤城颪(おろし)に送られて
 学びの窓にあつまりし
 健児の希望花と咲く
 不断の春の厩橋(うまやばし )
 
二、
 文武の誉弥(いや)高く
 聳(そび)ゆる山を仰がずや
 健剛の意気潔く
 流るる水に叫びあり
 
三、
 開け行く世に魁けて
 急ぐに前途(みち)は遠けれど
 向上努力一筋に
 心ひまなき桑の弓
 
四、
 刀寧(とね)の沿岸(かわぎし)今ここに
 松の緑の色深く
 男児の粋(すい)をあつめたる
 われ等が前橋高等学校
応援歌
前橋高校 応援歌
作詞  屋代 周二
    作曲  永長 信一  



一、
 あヽ戦いの時至る 
 枚(ばい)を銜(ふく)みて幾月日
 待ちし今日こそ優曇華(うどんげ)の
 花は背(そびら)に咲きにけれ
 
二、
 鎧袖(がいしゅう)一触百練の
 腕(かいな)に降魔(ごうま)の剣あれば
 襤褸(つづれ)仕立ての敵塁(てきるい)を
 うつに何か事あらむ
 
三、
 あヽ中原の覇者(はしゃ)や誰
 双頬(そうぎょう)一朶(だ)の笑み浮かべ
 成算(せいさん)既にあるものを
 あはれ燕雀休(えんじゃくや)めよ 咄