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台湾の永春高級中学を訪問してきました!

令和5年12月25日(月)から28日(木)の4日間で、台湾にある台北市立永春高等中学を訪問いたしました。

訪問団は校長を団長とし、2年生の生徒11名(男子1名、女子10名)と引率教員2名の合計14名で青森空港から羽田空港を経由し、台湾に向かいました。

初日は移動だけで、現地に到着したのは夜22時過ぎでした。

 

翌日26日の午前は台北市の忠烈祠、故宮博物院を見学、午後、生徒たちは現地の大学生に案内してもらいながらの台北市内自主研修を行いました。

英語がもっと使われているのかと思いましたが、現地の言葉(台湾語)が中心でした。予想以上に日本語が通じる場面も多かった印象がありました。

 

 27日は朝から交流相手校である台北市立永春高級中学を訪問しました。

バスが着くとお出迎えの生徒がたくさん待ち構えており、すぐに歓迎会の会場へ案内されました。

会場は3階建ての体育館(各フロアが体育館になっている)の3階フロアで行われ、200人ほどの2年生が私たちを出迎えてくれました。

歓迎セレモニーでは歌や踊りが披露されたほか、台湾と日本が互いにどのように意識しているかという比較なども紹介されました。

本校の生徒たちはそれぞれ英語で自己紹介を行いましたが、事前にSNSなどで交流していたためか、一人一人が前に出るたびに歓声が上がっていました。

 

歓迎式典の後、台湾の授業に参加させていただきました。

最先端のIT技術を体験したり、現地の生徒と協力しながら自分の考えを伝える英語の授業などが行われました。

 

 昼食は現地の生徒たちと一緒にビュッフェ形式のランチをいただきました。

二胡の演奏もありとても和気藹々とした雰囲気の時間でした。

 

交流活動の最後に台湾の生徒と本校の生徒が力を合わせて現地のお菓子、蛋黄酥(黄身入りパイ)を作る家庭科の授業に参加しました。

非常に工程数の多いレシピではありましたが、両校の生徒たちの協力で見事に完成。たいへんおいしくいただくことが出来ました。

 

永春高級中学での交流は一旦ここまでで終了したのですが、相手校の計らいにより、

永春高級中学の生徒たちが本校の生徒たちを夕方から台湾名物であるナイトマーケットを案内してくださいました。

あいにくの雨でしたが、有名な台湾の夜市を交流校の生徒同士で楽しむことが出来たのは大変貴重な体験であったと思います。

 

 ホテルに戻ってからは次の日に帰国する本校生徒と永春の生徒たちがいつまでも別れを惜しんでいる姿がとても印象的でした。

この交流活動をしてきて本当によかったなと思える瞬間でした。

 

次の日は朝1番の飛行機で帰国の途につきました。旅行期間中大きな問題もなく、体調不良者もでなかったことは本当に安心しました。

渡航前は不安が感じられる表情だった本校生徒たちでしたが、帰ってきてからは「自分だけでもなんとか台湾に行ける」と感じているかのような自信が感じられました。

今回の研修旅行で生徒たちの視野が少なからず広がってくれたと信じています。そして今後も彼らが築いた友情が続いてくれることを心から願います。