北海道科学大学　学長川上 敬

100周年ブランドビジョンの実現に向けて

北海道科学大学は法人創立100周年に向け、大学機能を前田キャンパスに集約し、ブランドビジョンである「基盤能力と専門性を併せ持つ人材を育成し、地域と共に発展・成長する北海道No.1の実学系総合大学」を目指し、教育研究活動を推進しています。

ブランドビジョンに示しているとおり、地域に根ざし、地域に愛される大学になることを願い、地域との連携協定に基づく公開講座やクラウドキャンパスの実施、北海道や積雪寒冷地に対応する学部横断的な研究活動による地域課題の解決、雪かき隊などの学生ボランティア活動、など日々教職員と学生が地域とともに活動をしています。

100周年に向かい、社会が直面する課題を地域とともに解決しながら発展する大学になることを目指し、これからも邁進していきます。

北海道科学大学高等学校　校長橋本 達也

新たな１世紀へのステップに向けて

本校は、本法人が設置する４番目の学校として1956年に開校してから今日に至るまで、社会の変化や地域のニーズに応えるため、校名・課程・学科を幾度も変更しながら、北海道を支える有為な人材を輩出すべく努力して参りました。

法人創立100周年を前に、高校は大学と一体となった更なる改革に取り組んでいます。高校の使命の２本柱は、法人全体のスローガンである+Professionalの前提となる「基盤能力（人間性・コミュニケーション能力・課題発見能力・マネジメント能力等）」を生徒に確実に身に付けさせる事であり、大学における専門性の獲得に向けた、真に効果のある高大接続を推進することです。法人の次なる１世紀において、更に地域から選ばれる高校をめざし、果敢に改革を進めます。ご期待ください！

北海道自動車学校　校長稲垣 秀昭

来たるべき創立100周年に向けて

北海道自動車学校は、1924年8月10日に伏木田隆作が自宅に開設した自動車運転技能教授所を基に発展した学校で、「北海道と共に」をキャッチフレーズに、2024年に創立100周年を迎えようとしています。開校当時の北海道は、明治時代からの開拓、産業振興が盛んに行われおり、その鍵を握っていたのが、北海道の広大な土地に対応する交通改革であり、その一つが自動車でした。

開校当時、Ｔ型フォードによる教習から始まり、昭和の高度経済成長期初期まで、自動車の運転および整備を学べる道内唯一の学校として、多くの人材を輩出して参りました。その後、日本のモータリゼーションの幕開けに合わせ教習車種を大型、大型二種自動車免許等と増やし時代の要望に応えると共に、地域の「交通安全教育センター」として、交通死亡事故０を目指し安全講習等を実施し、今年で卒業生が約41万人に達しています。

現在、高齢者による事故、バス、トラック等のドライバー不足に対し、高齢者講習の充実、新たな準中型運転免許教習を実施しており、今後も車社会の変化に対応できる学校であり続けます。