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より良く生きるための12年間を、ともに
校長
Sr. 大山 江理子
子どもたちの幸せはどこにあるのでしょうか。コロナ禍を経て、学校生活には新たな活気が満ち、にぎやかな声が溢れています。自由な喜びが子どもたちの姿に輝くようです。一方で、世界には色々な状況があります。これからの地球がどのようになっていくのか、将来への心配な情報もたくさん聞こえてきます。それでも、子どもたちは生きる力でいっぱいな存在です。学校は子どもたちの生きる力を受けとめます。
聖心の子どもたちは、学び、関わりを築き、共に活動し、毎日の学校生活を楽しみます。初等科1年生から高等科3年生までの12年間は、子どもから大人の女性になっていく大切な時間です。聖心の学校生活は、毎日の楽しさを通して生きる力を実感し、一人ひとりの児童・生徒が自分らしく生きる土台を培います。
学習は生きる力を支えます。主体的に学ぶ力がこれからの子どもたちには求められます。聖心の学びは初等科で身につけるしっかりした基礎の上に、自ら探究する、問いを出し、考える力を養います。教室は個性溢れる知性が響き合う場です。12年後の世界でも、さらに先の未来に向かっても歩み続ける、確かな知性を拓く学びを追求します。
人と共に生きる姿勢は聖心の子どもたちの底力です。お友だちと楽しく遊ぶ、おしゃべりする、時にはけんかをしたり仲直りしたりする日常から、子どもたちは自分自身を発見します。そして、学習や行事を通して仲間と共に活動するときに、自分を越えて大きな力が生み出されることを実感します。自分を越えて人と共に。これはいつしか世界に向けても広がっていく、聖心生が育む大きな力です。
緑に恵まれて広々とした校庭は子どもたちの大好きな場所です。思い切り遊んだり、四季の移り変わりに目を見張ったり、小鳥や虫の小さな生きものをみつけたりしながら、心に落ち着きといのちの喜びを感じとっていきます。子どもたちは、神様の感覚をこれらの中にみつけています。
学校はお子さんが毎日を過ごす大切な場です。そして、保護者の皆様とお子さんの幸せへの思いを共にする場でもあります。この願いをもって私たちは学校の毎日を組み立てています。
2024.05.16
初等科では今年度久しぶりに全体朝礼を行いました。コロナ禍以来、初等科講堂に初等科生全員が集まりづらくなっていましたので(・・・・続きを読む)
2024.05.15
5月15日中高等科朝礼 ほんものが伝わる人:カテリ・テカクウィタ
今回の朝礼では、17世紀後半のアメリカ先住民の女性の聖人カテリ・テカクウィタを取り上げました(1656年ー1680年)(・・・・続きを読む)
2024.05.08
今回の朝礼では、2つの話題を取り上げました。一つ目はハイチについてで、初等科生にもハイチの現在の状況を伝えました。私た(・・・・続きを読む)