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短大をめぐる状況〜地域の身近な高等教育の場として期待〜 |
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短期大学をめぐるもう1つの変化は、短期大学が「コミュニティ・カレッジ」として期待されるようになったことです。
コミュニティ・カレッジとは、アメリカの2年制大学のことで、地域住民の職業訓練の場、生涯学習の場、4年制大学への編入を目指す足がかりの場となっています。その多くが公立であり、主に地域住民の税金によって運営されている点は、ほとんどが私立の日本の短期大学とは異なります。しかし、日本の短期大学への入学者をみると、2007(平成19)年度は63.3%が短期大学の立地する県内からの進学であり、日本の短期大学も、地元住民の身近な高等教育の場として大きな可能性をもっていることがわかります。
このため文部科学省は現在、短期大学で社会生活に役立つさまざまな授業を展開する新たな学科への転換や、学生の多様なニーズに応えたカリキュラムの見直しなどを積極的に後押ししています。
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▼地域総合科学科の創設
こうして2002(平成14)年度より創設が認定されることになったのが、短期大学の「地域総合科学科」です。地域総合科学科とは個々の学科の名称ではなく、地域の多様なニーズに柔軟に応じることを目的とした、新しいタイプの学科の総称です。特徴としては、下記が挙げられます。
(1)分野を特定せず、学生のニーズに対応した多様な科目を開設。また、半年から2年間までのさまざまな期限のコースを展開
(2)短期大学卒業(短期大学士の学位取得)を目指した2年コースのほか、科目単位の履修や、複数の短期コースの組み合わせによる履修など、柔軟な履修が可能
(3)サテライトやインターネットなどを用いた遠隔授業の活用、夜間コースの開設、パートタイム学生の受け入れ等による、多様な履修形態を適用
(4)上記3つにより、社会人の受け入れを積極的に推奨
また、地域の学習ニーズに応じた、地域総合科学科としての特色と教育の質については、第三者機関である財団法人短期大学基準協会により、適格認定を受けます。 |
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