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ナレッジステーション > 日本の大学 > 大学特集情報 > 手をつなぐ大学と高校 > 出前授業や出張講義

出前授業・出張講義といった大学が高校へ出向いて授業をする、高校生が大学の授業や公開講座を受講するなどさまざまな連携の仕方があります。高大連携の取り組みは年々、右肩上がりに増加しています

 

●出前授業・出張講義〜大学の学問を知る入り口〜約35%の高校が実施〜

最も一般的なのは、「出前授業」「出張講義」などと名付け、大学教員を高校に招いて大学の模擬講義をしてもらうものです。講義の内容について知識を深めるというより、どの学問に興味があるかを高校生が考えるために、ロングホームルーム、土曜日、総合的な学習の時間等利用して、進路指導の一環として行われることが多いようです。高大連携の事例としては最もポピュラーで、平成15年現在全国の高校の35%弱が実施しています。
依頼にあたっては、近隣の大学に依頼して大学教員を派遣してもらう、進路実績の多い大学数校に依頼する、出前授業のコーディネートを行う業者に依頼するといった手法がとられています。最近は大学側も、「出前授業・出張講義」の窓口を設けたり、講義可能なテーマ一覧をホームページに掲載するところが増えています。

●生徒が興味に応じ数コマ受講するのが一般的

授業の形式は、人文・社会・自然系の学部学科から数名ずつの教員を招き、生徒はその中から興味のある講義を1コマ〜数コマ選択して聴講するのが一般的です。
「出前授業」「出張講義」の利点としては、高校の行事として取り入れやすく、自校で行うため移動手段等の手配が不要である点です。マイナス点としては、1時間の講義のため、ほんのさわりしか内容にふれられないこと、大学という場のもつ雰囲気が伝わらないことがあります。

●高校側の意識が大切

「出前授業・出張講義」は、生徒の大学進学の意欲を高めるのに非常に効果的である一方で、「つまらない」と感じれば、生徒が大学自体への興味を失ってしまうことになりかねません。講師の選定や講義内容については、大学や講師、コーディネート業者に一任するのではなく、自校で検討した上、大学側とよく相談することが大切です。
なお、大学が高校に出向くものとしてはほかに、大学の入試科職員や入試担当の教員などによる、大学の学部・学科ガイダンスがあります。